2015年2月8日日曜日

閉店1時間前。普段は前を素通りしてしまうようなワインのお店に入った。完全に気分だった。理由をつけるなら以前彼氏に教えてもらった「ブラックタワー」という名前のワインをふと思い出したからだと思う。入店して間もなく男性の店員さんが明るいトーンで声をかけてきた。
ブラックタワーを飲んでみたくて、と言うと店員さんは少し驚いた。久々にそのワインの名前を聞いたらしい。そのあと、そのワインは本当に飲みやすくて、コストパフォーマンスが良いワインですね。と言った。

ブラックタワーはそのお店には置いていなかった。店員さんは私が普段ワインを飲まないと言ったのを汲んで他のワインを取り出してきた。特に価格のことは言わなかったけどブラックタワーと近い価格帯のものを、2本。いま思えばそれは店員さんの考えだったんだなと思うが、差し込み方に違和感が全くなかった。私は勧められたうちの1本を購入して、店を後にした。店員さんは最後に、このワインは冷蔵庫でよく冷やしてからお飲みになるといいですよ。と教えてくれた。
最初から最後まで明るいトーンの通る声の人だな、と思った。

2015年2月6日金曜日

相も変わらず原因がはっきりしない喧嘩をした。
私は遊園地のチケットを投げて、14日に渡そうと思っていたプレゼントを、相手が帰るタイミングでドアの外にすとんと置きすぐに鍵を閉めた。相手がドアの外でサイテイと何度も言っているのが聞こえた。

夜の8時を過ぎて相手が戻ってきた。インターホン越しに、謝りに来たと言う。モンブランとロールケーキを携えて。
一緒にネットで座椅子を見た。私が進めているゲームを代わりにやっているのを私は見ていた。
プレゼントは開けてないと相手は言った。別に開けても良いのになと思った。