2019年6月21日金曜日

取り返しのつかないことがおこってしまったり、あるいはそう思っていたとしてもあまりにもあっけなく杞憂に終わってしまったり、絡んでいた糸が突然ほどけてしまう、あるいはぶつぶつと音を立てながら切れてしまったり、そうかと思えばかたくかたくめちゃくちゃなまま結び目を作ってしまって、それがしこりとしていつまでも残り続ける。

たとえ分からなくたってそれを「分からない」と言って突き放すのは簡単だ。
ようやく分かって名前がつけられたとしても、呼ぶ名前があることに甘えてしまう。
そのうち、言葉で片付けられなくなったとき、どんなに絶望感と虚しさを抱えても、誰にも打ち明けられない苦しみが始まる。